28日午後3時ごろ、石川県小松市の民家の裏にクマ1頭が出没しました。現在も周辺にいるとみられ警察や市などが捜索に当たっています。

小松市によりますと、午後3時ごろ、小松市那谷町の那谷町会館近くの民家で、家の中にいた住民から「クマがカキを食べている」と通報がありました。

クマは成獣とみられ、民家裏にある木に登ってカキを食べていたということです。
これまでのところ、けが人は確認されていません。

クマが発見された場所は、IRいしかわ鉄道の動橋駅から東におよそ3キロ余りの山沿いの住宅街で、近くには観光名所の那谷寺やゴルフ場などがあります。

クマは現在も周辺の山林に潜んでいるとみられ、警察や市の職員などが捜索を続けています。