6日、市役所内で体調不良を訴え救急搬送された石川県白山市の山田憲昭市長(71)は、転倒した際に頭を強く打ったことによる脳挫傷と診断されました。当面の間、横川祐志副市長が市長の職務代理を務めます。
山田市長は6日午前、庁舎内の廊下で倒れ、その後救急車で公立松任石川中央病院に搬送されました。
市によりますと、市長は転倒時に頭を強く打ったことが原因で脳挫傷の診断を受けました。6日夜から意識が混濁とした状態が続いていて、現在、一般病棟で治療を受けているということです。
白山市では当面の間、横川祐志副市長が市長の職務代理を務めることにしています。
山田市長は2月28日にも、白山市議会本会議中に貧血で意識がもうろうとしたため、職員の手助けを受けながら途中退席しました。

山田市長は去年8月に、炎症を起こした胆のうを摘出する手術を受けました。去年11月には3期目の当選を果たしましたが、その後も胆管炎や黄だんの症状で入退院を繰り返していました。