JR北陸線は、トンネル内の線路にコンクリート片が落ちているのが見つかり、7日午前10時半ごろから石川県の大聖寺駅と福井県の芦原温泉駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、午前11時40分に運転を再開しました。

この影響で、特急サンダーバード4本、特急しらさぎ2本、普通列車4本が運転を取りやめたほか、一部の列車に1時間半ほどの遅れが出ています。

JR西日本金沢支社によりますと、作業員が点検のため巡回していたところ、石川と福井の県境にまたがる熊坂トンネルで縦・横およそ10センチ、厚さおよそ2センチのコンクリート片が落ちているのを発見したということです。

JRはトンネル内で点検を進めていましたが、他に落下物は見つからなかったということです。