空き家になっている金沢市の知事公舎で大正時代に建設されて以来初となる一般公開が4日から行われています。
4日から始まった一般公開は、空き家になっている知事公舎の今後の活用方法について、県民から幅広い意見を集めるため事前予約制で開催されています。金沢市広坂の知事公舎は1926年=大正15年に造られた木造2階建ての住宅で、一般公開では2000を超える応募があり、抽選で選ばれた県民が参加しました。
訪れた人は知事が座っていた椅子に腰掛けるなどし見学を楽しんでいました。

訪れた人は…
「もっときらびやかかなというイメージがあったんですけどそれが無く、非常に良い印象を持った」「石川県って工芸が有名なので展示とかに使ったらどうかなと思った」
公開は、今月12日まで土曜日と日曜日に行われます。県庁の若手職員を中心に知事公舎の活用方法について検討が進められていて、県民からの意見も積極的に取り入れていきたいとしています。