馳浩県知事は、性的マイノリティのカップルらを公的に認めるパートナーシップ宣誓制度を含めた条例案を今年の9月に石川県議会に提出する方針を示しました。

パートナーシップ宣誓制度は、互いを一生のパートナーと宣誓したLGBTQ+など性的マイノリティのカップルを異性間の夫婦と同様に認めることで、行政サービスなどを受けやすくするものです。

今月24日の県議会の代表質問で、馳知事はこのパートナーシップ宣誓制度を含めた条例案を、県議会の9月定例会で提出できるよう議論を進める方針を示しました。

馳浩石川県知事
「(パートナーシップ制度は複数の)市町で実施されているので、そのことも足並みをそろえて対応したい。当事者の思いを踏まえた理解増進条例の成立に向けて所要の手続きを進めたい」

馳知事は、4月をめどに性的マイノリティの当事者や“アライ”と呼ばれる支援者らを集めた有識者会議を開くことにしています。