北陸新幹線の敦賀開業による観光需要の拡大などを見越して3月27日から運用を始める福井鉄道の新型車両が公開されました。
シャープなフォルムの新型車両の愛称は「フクラムライナー」。
来年春の北陸新幹線の開業で新たに福井県を訪れる人にも楽しんでもらえるように、福井らしさを盛り込んだ新型車両です。
車両は直線を基調とし、カラーリングは福井の青いそらと緑の大地をイメージ。
座席のシートには福井市の繊維メーカー「セーレン」がデザインして製造した生地が採用されています。
駅とホームの段差が少ない低床車両でバリアフリーに対応、いままでの車両と比べて30%以上使用電力量を削減できます。
4台あるモニターでは西山公園や足羽山公園といった地元観光地の映像を紹介しています。
福井鉄道株式会社 澤崎幸夫鉄道事業本部長 「生活路線として通勤通学の客は元より来年春の開業時には首都圏などからの観光客にもご利用いただければ」
新型車両「フクラムライナー」の運用は3月27日からです。