祝日の天皇誕生日の23日、県内は気温も3月中旬並みまで上がり、比較的穏やかな1日となりました。金沢市内は観光客の姿が目立ち、これから本格的に迎える春の行楽シーズンにも期待が高まります。
飛び石連休の初日となった23日。
24日の金曜日を休みにすれば4連休が可能となるため、金沢市内の観光地は早くも大勢の旅行客が訪れていました。金沢市の近江町市場は、カニやエビなど北陸の冬の味覚を買い求める客や、店先で旬の味を堪能する観光客でこの賑わい。「去年来たときにすごくおいしいものがいっぱいあったので旬のものカニを食べたいなって」(訪れた観光客)店の人も「ありがたいことに皆さん暖かくなってきて少しずつ流れが良くなってきたのではと思っている」と話します。
また、観光客の足取りを軽くしていたのは春の訪れを感じさせる暖かさです。日中の最高気温は金沢で11・9度、七尾で10・3度と、22日より4度から5度ほど高く、3月中旬並みまで気温が上がった所もありました。「今は暖かい日が昇ると夜とか朝は寒かった」「暑い、暑いです車行ったら(上着を)脱ごうかなと思っている」(観光客)
観光名所・ひがし茶屋街では、観光客がコートを脱いで手に持ったり、マフラーを外したりして散策を楽しむ姿があちらこちらで見られました。