石川県七尾市の食品工場で6日夜、大規模な火事が起きました。けが人は確認されていませんが、出火から3時間後も消火活動が続いています。

6日午後7時20分ごろ、七尾市千野町の「みやけ食品七尾第二工場」で火災報知器が作動し、駆け付けた警備会社の社員が「煙が出ている」と消防に通報しました。

北陸放送が午後8時半ごろに撮影した映像では、爆発音が鳴り響き、真っ赤な炎が工場を飲み込む様子が確認できます。

消防車26台が出動し消火活動に当たっていますが、火は隣接する住宅にも燃え広がり、6日午後11時半時点で鎮火に至っていません。

警察によりますと当時、工場は無人でしたが、従業員の話では衣類乾燥機が稼働していたということです。

この火事によるけが人は確認されていません。

会社のホームページによりますと、みやけ食品は、七尾市や新潟県などに工場を持つ従業員およそ500人の食品加工会社で、卵焼きや茶碗蒸しなど、卵を使った製品を作っています。