全国で頻発する「土砂・洪水氾濫」
国土交通省によりますと、近年、気候変動の影響で短時間に降る雨の量が増えて、土石流が発生しやすくなり、「土砂・洪水氾濫」が全国的に頻発しているということです。
しかし現在、全国的に「土砂・洪水氾濫」のハザードマップは整備されていません。
酒井町に住む住民も「土砂・洪水氾濫」という言葉に馴染みがないようでした。

牛田キャスター「土砂・洪水氾濫」はまだ私たちにとってはなじみがないですよね住民「聞いたことない。(土砂災害の)警戒地域だけは知っていたけどまさかこんなになると思ってない最初は来たねと思ったらみるみるうちに詰まって、あふれ出して」
防災工学に詳しい金沢工業大学の川村國夫特任教授は、「土砂・洪水氾濫」のハザードマップが整備されていない理由について、「土砂災害と洪水で自治体の担当部署が違うため」と指摘します。

金沢工業大学・川村國夫特任教授「上流は(自治体の)砂防の分野の方々が決めているという状況、下流は河川課のひとが決めている状況の中で、(土砂・洪水氾濫で)もっともっと多く氾濫するでしょうというのはまだここには記載されていない。今現在つくられているハザードマップよりももっと箇所が多い、範囲が広くなるという状況。『浸水氾濫区域だけにいないから私たちは大丈夫』ということは決してない」
2024年の奥能登豪雨を受けて、国は2025年、「土砂・洪水氾濫」に対応したハザードマップを全国で整備する方針を固めました。
各都道府県は、2026年度中に発生リスクが高い河川の流域を取りまとめる方針です。











