石川県加賀市内のスーパーで購入した刺身を食べた女性が腹痛や嘔吐の症状を訴え胃からアニサキスが検出されました。

南加賀保健福祉センターはこのスーパーの魚介類販売部門を9月1日1日間の営業停止処分としました。

食中毒が発生したのは加賀市大聖寺の「バロー大聖寺店」です。

県薬事衛生課によりますと8月30日にこの店でクルマダイの刺身を購入し夕方に食べた加賀市内に住む70代の女性がおよそ6時間後に腹痛や嘔吐の症状を訴えたということです。

その後、女性が医療機関を受診したところ、胃から寄生虫の一種、アニサキスが検出されました。

女性は入院しておらず、回復傾向にあるということです。

南加賀保健福祉センターでは、食中毒の症状やアニサキスの原因となる生鮮魚介類をこの店以外で女性が購入していないことなどから、この店で調理・販売した食品が原因であると断定し、魚介類販売部門を9月1日1日間の営業停止処分としました。

アニサキス(厚生労働省ホームページより)


アニサキスは寄生虫の一種で長さは2センチから3センチ、白色の少し太い糸のように見え、サバやサンマ、イワシ、イカなどに寄生しています。

アニサキスが寄生している生鮮魚介類を食べると数時間後から十数時間後に激しい腹痛、吐き気、嘔吐の症状が出ます。

アニサキスは60度のお湯で1分、70度以上では瞬時に死滅することから県では、アニサキスによる食中毒を防止するために食材を加熱することを呼びかけています。

アニサキスによる食中毒は2026年度、県内では初めてとなります。