繰り返される事例、立ち止まって考える
10年前の熊本地震の時も、2024年の能登半島地震の時もSNSでデマが相次ぎました。
中には、刑事事件となったものもありますが、時間がたって、別のところで災害が起こると同じことがまた起こります。
災害が起きるたびに繰り返される善意の空回り、心ないSNSの投稿。被災地の声から学ぶべきなのは、「想像力」を持つことではないでしょうか。
画面の向こうには思い出を失い傷ついた人々がいること、そして、善意が時に現場の負担になる時期があること。その想像力こそが、本当の意味での寄り添いに繋がります。
「何かしたい」という温かい気持ちを真に生かすためにも、まずは一度立ち止まり、正しい情報と現地の受け入れ態勢を待つ。そんな支援のあり方が、これからの社会の常識となることを願ってやみません。
MRO北陸放送では、被災地の声を集め続ける藤本さんが見つめる被災地の現状をNEWS DIGで、毎月掲載します。
藤本透
シナリオライター。アプリゲーム『ノラネコと恋の錬金術』メインシナリオライター。『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2』のシナリオ執筆に携わるほか、様々なジャンルでの執筆を手がける。石川県輪島市町野町出身で、石川県を舞台に描かれたアニメ「花咲くいろは」の小説版を執筆。2024年1月1日の能登半島地震発生以降、SNSを通じてふるさとの情報を日々きめ細かく発信している。











