能登半島地震で被災した輪島市の寺から銅板などを盗んだとして窃盗の罪に問われたスリランカ国籍の男2人。金沢地裁七尾支部は18日、2人に対し執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

窃盗の罪に問われたのはいずれもスリランカ国籍の無職・モハメド ファイルースモハメド ファイナス被告30歳とモハメド リヤスモハメド リハン タスキ被告30歳です。
起訴状などによりますと2人は4月、輪島市門前町の得蔵寺から銅板123枚や鬼板などあわせて38万円相当を盗んだとされています。

18日の判決で金沢地裁の遊間洋行裁判官は「被災建造物を狙った犯行という点で悪質であり、生活費を得るという動機にも何ら酌むべき点は存在しない」と指摘しました。
一方、2人には前科がないことに加え、「いずれも犯行を認めて反省の弁を述べている」などとして、それぞれに拘禁1年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
警察は2人がこのほか44件の盗みを繰り返し、被害総額はおよそ3200万円に上るとみて追送検していましたが、金沢地検七尾支部は7月23日付けで不起訴処分としています。











