「3人も戦争で亡くしていてここでやめたとは言えないけど現実はものすごく厳しい」解散か継承者を探すか頭を悩ませる日々

宮口虎治さん「珠洲で遺族会に入ってくれる人どこにおる?それなりに活動はしているけれども、だいたい自分らの子供もいない。珠洲の人はここに残って働いている人が少ない」
珠洲市では、若者の人口流出だけでなく能登半島地震の影響で2024年1月1日には1万1721人いた人口も2026年4月1日時点では8027人に減少しています。

奥能登各地では人口減少と高齢化により輪島市遺族連合会が活動を休止、旧・門前町エリアの遺族連合会は、2026年3月に解散となりました。
宮口虎治さん「輪島にしたって門前にしたって珠洲も一緒や。会費は集められない。所在も確認できない」

7月31日に開かれた県主催の慰霊式に珠洲市から参加したのは、わずか6人でした。
珠洲市遺族連合会で行う業務として市の慰霊祭のほかに慰霊碑周辺の芝刈りなどがありますが実情は会長の宮口さん1人が担っている状態です。

宮口虎治さん「来年度の4月に入ったら元・役員に集まってもらって今後どうしていくかというのは検討しないと仕方ない。そうしないと本当は続けなきゃいけないんだけど、ましてやうちみたいに3人も亡くしていて、ここでやめたとは言えないけど現実はものすごく厳しい」

解散するのか。
継承者を探すのか。

宮口虎治さん「頑張りはもう85歳だからそこは対応を考えないとダメやなって頭から離れない」
平和への願い。

戦争の記憶を次の世代に継承するために残された時間はわずかしかありません。











