山中温泉に残る戦争の遺構 海軍病院の防空壕も

診療所の近くには、山中海軍病院の建設碑が建てられています。

江沼地方史研究会 佐藤公男さん「いつ病院を開設したかということ、そのためにどういう人たちがどういう苦労をして作ったかが記されている」

畦地さんと同じく佐藤公男さんも山中温泉に残る戦争の記憶の継承に取り組む一人です。佐藤さんは江沼地方史研究会に所属し、山中温泉の歴史の調査や戦争遺跡の保存活動を行っています。

建設碑から歩いて3分ほどの場所には佐藤さんが守る戦争遺跡が残されています。

江沼地方史研究会 佐藤公男さん
「源氏山のふもとに作られた防空壕。海軍病院の空襲時に備えて、病人をここに退避させる。」

空襲から身を守るために掘られた防空壕は1944年の終わりごろから1945年にかけて作られたといわれています。

江沼地方史研究会 佐藤公男さん
「10人くらいのグループが6班作られて。その人たちが仕事の分担をしながら手彫りで掘った。」