園児らに季節ごとに変わる森の姿を感じてもらおうと金沢市で「森のようちえん」が開かれました。「森のようちえん」は森での活動を通じて子供らの考える力や自発性を伸ばそうと金沢市が実施しているもので今年で2年目になります。

木に聴診器を当てている子供「木からズーズーズーって音がした」

金沢市曲子原町の屋外施設には清泉幼稚園の園児が集まり、いしかわ自然学校のインストラクターとともに聴診器を木に当てたり虫眼鏡で木の芽を観察しました。参加した子供からは「雪が楽しい」といった声や「木の実とか見て楽しかった」といった声が聞かれました。

金沢市・上田博文 林業振興係長「季節の変化みたいなものを通じて気づきとか発見とか学びがあればなと思っています。」

冬の森は落葉した樹木が多く、夏や秋より陽が射して明るいとあって園児らは、椿の花を拾ったりドングリを探したりしながら自然を満喫していました。