2026年4月、ブロッコリーは、消費量が多く国民生活にとって重要性が高いと国が認めた「指定野菜」に52年ぶりに追加されました。

北陸最大の産地でもある加賀市では10月から7月にかけて年間約700トンが収穫され、地元を始め、関西などに出荷されています。

谷口さんたちがジンに使用したのは、佐藤さんが冬の間に育てた通称「越冬ブロッコリー」。
下出農産・佐藤茉子さん「雪の下でずーっと寒さに耐えてその間もずっと根っこで栄養を摂り続けて、いつもだったら60日ぐらいで収穫するところを6か月7か月とその分ずーっと栄養摂り続けてるので、とにかく甘い。とにかく茎の味も濃い。上のこの花蕾の部分もおいしい」

通常の倍以上の時間をかけて育てられたブロッコリーは、収穫の瞬間まで繊細に扱われます。

「ブロッコリー採るときはブロッコリー自体が切られてるって気づかないように、素早くさっと切ってあげて」と佐藤さんが話せば、「繊維をとにかく傷つけずに——それがおいしくなる」という会話が畦道で交わされました。











