ここ最近の鉄道利用についても、JRにとっては明るい材料が見えているようです。この年末年始に北陸新幹線を利用した人は前のシーズンより7%増加し、コロナ禍前と比べても8割余りに回復したことが分かりました。
JR西日本金沢支社によりますと、先月28日から今月5日までの北陸新幹線の利用者は25万4000人で、前のシーズンと比べて7%増えました。
また、在来線では特急サンダーバードが10%、特急しらさぎは17%いずれも増加しました。新型コロナの感染が拡大する前の2018年度との比較では、北陸新幹線が84%、サンダーバードは80%、しらさぎは79%まで回復しました。
また、1日当たりの利用者はゴールデンウィークなどほかの繁忙期と比べても、この年末年始がコロナ禍では最も多かったということです。
JR西日本金沢支社は、「移動制限もなくより帰省しやすい状況になった」としています。