マーガレットやスイセンなど、新春を華やかに彩る鉢物の初市が12日、金沢で行われました。
金沢市公設花き地方卸売市場で行われた鉢物の初市には、北陸3県の小売店や仲卸業者などおよそ30人が集まりました。

午前8時、せりが始まると、せり人の威勢の良いかけ声が飛び交い、参加した業者が指を使って価格や数を伝えます。今年は例年並みの約5000鉢が入荷され、12日は贈答用の胡蝶蘭などのほか、これから春に向けて花を咲かせるチューリップの鉢植えなども販売されました。
金沢総合花き 畑下勲社長
「今まで花は嗜好品という考え方があったが、花は心を癒すものなので、生活必需品という観点でも花を楽しんでほしい」

金沢総合花きによりますと、今年は雪の影響も受けず、価格も例年並みだということです。