地震と豪雨、相次いだ自然災害で奥能登・石川県珠洲市ではいまだに水道の復旧が進んでいない地域があります。この場所で、生活再建の鍵を握る「新たな水の形」の実証実験が始まりました。

過疎化とインフラ維持という、全国の自治体が直面する難題への挑戦を取材しました。

住民「ほらほら出たよ!」

珠洲市宝立町にある住宅。およそ2年ぶりにキッチンの蛇口からあふれ出した水に住民の女性は思わず笑みをこぼします。

水がある当たり前の日常が戻り、再び故郷で暮らす希望が見えてきました。山あいに位置するこの地域は、地震から2年4か月がたった今も水道復旧のめどが立っていません。