震災の記憶語り継ぐ「奥能登語り継ぎプロジェクト」

地震からもうすぐ2年。震災の記憶を語り継ぐ事で大切な命、そして、地域の未来を考えるきっかけになればと始まった「奥能登語り継ぎプロジェクト」

この日は穴水中学校で、東日本大震災を経験した「3・11メモリアルネットワーク」のメンバーが、生徒たちに語りかけました。

高橋輝良々さん「小学校の先生になりたい、そうやってずっと思い続けて。子どもたちにどうしたら命の大切さとか伝えられるんだろうと考えた時に、やっぱり彼女の存在とか門脇小の存在は切っても切り離せませんでした。その存在があったから私は今日まで命の大切さとか、家族の事とか友だちの事とか大事にしようって思えてきたんだなとそこで気づきました」

穴水中学校・廣澤孝俊校長は「もしかしたらこの後、同じような思いをする人たちがいるかも知れない。そんな人たちに同じような思いをさせたくない・出来ていないままに記憶が薄れてしまう」とプロジェクト立ち上げのきっかけを話しました。