被災した人たちそれぞれの辛い記憶。生徒たちが感じ取ったこと
高校生「やっぱりうちらが一番大変だと思っていたけど、やっぱりもっと周りにも大変な人がたくさんいるんだなと改めて思ったし、それを伝えていくのが私たちの仕事なのかなって思いました」
3日間で能登を巡りながら、多くのことを学んだ生徒たち。


生徒「最初はあんまり目的とかが具体的になかったんですけど、いまは色んな人の話を聞いて、自分の大切な町をこれからもずっと守っていきたいみたいなことがちゃんと目的としてできました」「語り継いでいる人それぞれに語り継ぐ意味とか伝えたい事が全然違うなっていうのが3日間を通してわかったし、それを通して自分の言葉で語り継いでいけるようにしたいなと思いました」

3.11メモリアルネットワーク・阿部仁さん「こんな子供たちがいる能登の地域って素晴らしいなと思ったのと同時に。東北の語り部もやっぱりどういう事を能登の為に出来るのかと悩んでいた所で、思いを受け取ってくれたという事が、私たちにとってもすごく嬉しい救いになるような経験をさせていただいたなと思いました」
地震の記憶だけでなく、人々の心の温かさや前を向く姿を伝え続ける「奥能登語り継ぎプロジェクト」は、若い世代が地域の未来を考え歩んでいく新たな出発点となりました。











