金沢開発協議会が石川県に対し市のまちづくりについて要望書を提出し、8月の大雨で大きな被害があった河北潟周辺の排水対策などで今後、連携強化を図ります。
県庁で17日、馳浩知事に要望書を提出したのは、金沢市の村山卓市長や県議・市議らでつくる金沢開発協議会です。

市は、都心軸エリアで老朽化したビルの建て替え促進や、河北潟干拓地や周辺農地の排水対策など、18の重点事項にまとめ県に支援を求めました。
馳知事が強調したのは「県市連携」の重要性です。
石川県・馳浩知事「県都金沢の発展が石川県全体の発展につながるとの思いで、金沢市と連携協力しながら諸課題への対応にしっかりと取り組んでいく」
一方、公開するか否かで県市の間で意見の相違が報じられた、旧日銀金沢支店跡地の地下金庫をめぐって、村山市長は県との調整をしながら臨んでいく方針を示しました。

金沢市・村山卓市長「地下金庫をどうするかはその使い方が見えてから。県からの意見を聞きながら活用の方法について、可能なものがあるかどうかということも含めて検討してきたい」
金沢市は、日銀本店と跡地の取得に向けた協議を進めていて、消防法など法的な規制の範囲内で活用方法を検討したいとしています。











