神輿が戻った祭り 「活気も全然違います」

修復された神輿とともに練り歩くのは、大阪城と名古屋城をモチーフにしたおよそ10メートルの高さの曳山です。「半きれ」という着物をまとった地元住民と全国から集まったボランティアの力で練り歩き、町全体に活気と笑顔があふれます。

姫路市の宮大工・福田喜次さん「こない着飾った神輿見るの初めてです。もううれしいです」

若宮八幡神社氏子総代長・林賢一さん「活気も全然違います。曳山は曳山なりの魅力はあるが、やっぱり神輿があると全然違いますね」

隆起した海岸にまで響き渡る笛や太鼓の音。地震の爪痕が残る街並みに笑顔が広がりました。