8月6日から石川を含む全国で相次いで発生した大雨による災害について、石破総理は18日、激甚災害に指定する見通しだと発表しました。
石川県内では6日からの一連の大雨で、914棟の住宅が床上や床下浸水などの被害を受けたほか、農地や農業施設でも608か所で土砂の流入やのり面の崩壊などの被害が確認されています。
石破総理は18日、農地などの災害復旧事業について全国一律に国庫補助の特別措置を行うため「激甚災害」に指定する見込みだと明らかにしました。激甚災害の指定を受けると農地の復旧事業や道路や川などの公共土木施設に対する復旧事業の国の補助率が引き上げられます。
8月6日からの大雨では青森県から鹿児島県の12の県で建物の倒壊、浸水など多くの被害が報告されています。