今年10月に開催される「金沢マラソン2025」で、完走を目指そうと、走り方のポイントなどをアドバイスするセミナーが21日、金沢市で開かれました。

金沢星稜大学・大森重宜教授「顎を上げて気道を確保する。大事なのは呼吸」



金沢市総合体育館で開かれた金沢マラソン向けのセミナーは、毎年この時期に開かれていて今回はおよそ40人のランナーが参加しました。

講師を務めたのは、男子400メートルハードルの日本代表として、1984年のロサンゼルスオリンピックに出場した金沢星稜大学の大森重宜教授です。



大森さんは、選手時代の経験談を織りまぜながら、足が地面についている時間をできるだけ短くするなど、効率的なランニングフォームや練習方法を伝授しました。

セミナーの参加者らは「徐々に走るのを速くしていき、後半でも速く走れるようになる練習を取り入れたい」「休養の取り方とか具体的に教えてもらったのですごく勉強になった」などと大森さんのアドバイスをもとに自身の練習メニューを見直していました。

セミナーを終えた大森さんは「最後まで完走してもらいたいのとマラソン自体よりもそこに至るまでの経過をこの数か月楽しんでもらいたい」と話しました。

「金沢マラソン2025」は10月26日に開かれます。