19日、石川県穴水町で恒例の長谷部まつりが2年ぶりに開かれました。
メイン行事の武者行列も復活し、町にゆかりのある林家一門の落語家も参加し祭りを盛り上げました。

長谷部まつりは鎌倉時代の武将で穴水の地を治めていた長谷部信連を偲ぶ祭りで、今年で63回目の開催となりました。
去年は中止となった祭りですが、今年は穴水音頭流しと武者行列も2年ぶりに行われました。

穴水音頭流しには2つの小学校から5・6年生約50人が参加しました。

女子児童「みんなを元気にできたらいいなと思い踊った」

2代目・林家三平さん「それでは皆様、いざ出陣でございます。今日も元気よく参りましょう。よろしくお願いします」

武者行列の先導役として登場したのは落語家の2代目・林家三平さんです。
母の海老名香葉子さんが戦時中に穴水町に疎開していたことが縁で、この日、町の「復興応援特命大使」に任命されました。

2代目・林家三平さん「気温も暑いけど、心も熱い!」

林家一門からは3人が参加して武者行列を盛り上げました。

2年ぶりに町に戻った賑わいに町民は…

住民「みんな、家などが潰れたりなんだりしとるけど、こうやって賑やかで活発でよかった」

「良かった。祭りはワクワクする。(Q.ワクワクしますか?)はい、祭り大好きなんで!」

2代目・林家三平さん「頑張れよー、頑張ってねーと笑顔で迎えてくださる優しさというのが、何より私たちにとって嬉しい。先導させていただいて本当に良かった」