参議院選挙は7月20日に投開票が行われ、石川県選挙区は自民党の現職・宮本周司さんが4回目の当選を果たしました。当選から一夜明け、宮本さんは石川県能登の復旧・復興など次の6年間への意気込みを語りました。

自民党の現職に国民民主党・参政党・共産党・諸派の4人が挑む構図となった石川県選挙区では、自民党の現職・宮本周司さんが2位に4万8000票余りの差をつけ4回目の当選を果たしました。

自民 宮本周司 氏
「この選挙戦の間に色んなことがありすぎて、私もなかなか感情のコントロールが難しい日々でもありました」

国民民主党の新人・浜辺健太さんは候補者5人の中で唯一、能登地方の出身として、被災地の復興や教育改革を訴えましたが、及びませんでした。

国民民主 浜辺健太氏
「最後までどうなるかわからないなって、まだいけるかもしれないって。皆さんの期待に応えらてなかったのが本当に悔しい」

一夜明け、宮本さんは時折安どの表情を浮かべながらも、自民党への逆風の煽りを受けた厳しい選挙戦を振り返りました。

自民 宮本周司 氏
「個人的には一番長く感じた17日間だった。ただ一方で能登の復旧などまだまだやるべき仕事、いま現在進行形のものもあるのでそれに引き続き取り組むことができるという安心感がある。本当に複雑な感じ」

宮本さんの新たな任期は7月29日からの6年間です。