もとやスーパーさんの歩み
4月中旬に、新潟県の株式会社ウラツジ建設企画のみなさまからオーダーメイドのレジカウンターを寄贈して頂いたもとやスーパーさんに、5/19、町野町の方より、新たにレジが寄贈されました。
かつて町野町でお店をされていた坂口さんから、「家に置いておいても使うことがないので、必要とされている方に使ってもらえると、家族にも、もとやスーパーにも喜ばしいことだと思います。祖父母が長年続けて大切に使って、沢山のお客様をお迎えしたレジが、新たな方たちを迎え、活気付けてもらえること、そして、もとやスーパーの昔の賑わいが戻って来ることを願っております」という、あたたかなメッセージとともに寄贈されたレジを受け取ったもとやスーパーの本谷一知さんは、「公費解体が進み、町野町の思い出が削られていくなかで、昔の息吹が残る貴重なレジです。本工事が進みPOSレジが入っても必ず活躍する場をつります。住民のありがとうにかえていくので、後は任せてください」と、力強くみなさまへのメッセージを発信しました。

もとやスーパーさんでこちらのレジカウンターを作成してくださった株式会社ウラツジ建設企画の浦辻代表は、「皆さんに喜んでもらえたようでほんとによかったです!もとやスーパーさんの復活が地元の皆さんの元気の源になるのだと思います!あきらめないで進む姿勢に、みんなが共感し応援してくれる。そこで買い物をしながら復興していく様子を見て、またみんなが頑張れる。そんな良い循環の1つのきっかけになれたのであれば、我々が行った価値がありました。時期を見て伺いたいと思っております」と、あたたかなメッセージを寄せてくださいました。
水害発災後、復活オープンを迎えた後も電卓での計算を余儀なくされていたもとやスーパーさんのレジカウンターに導入された昔懐かしい佇まいのレジは、みなさまのお買い物を今日も見守っています。
6月上旬、帰省した方より、もとやスーパーさんのお酒コーナーの品揃えをぜひお知らせしてほしいと、お写真が届きました。
冷蔵ケースはもちろんのこと、地元ならではの能登の地酒も豊富に揃っており、地元の方はもちろんのこと、ボランティアの方にも手に取っていただけるようになっています。

もとやスーパーの本谷一知さんは、「今後もみなさまに喜んでいただけるよう、品揃えを充実させて行きます」と語ってくださいました。