大の里の横綱昇進に沸く石川県内ですが、石川が生んだ名横綱に七尾市出身の輪島がいます。
輪島さんの実家が能登半島地震の影響で、2025年1月に公費解体で更地になりました。「お宝」とも呼べるゆかりの品の行方が危ぶまれています。
輪島さんは1970年、学生横綱の実績をひっさげ角界入りし、初土俵から所要21場所で横綱に昇進。大の里が13場所で横綱になるまでは最速の記録でした。
「黄金の左」と形容される左からの下手投げで、ライバル・北の湖とともに「輪湖時代」と呼ばれる一時代を築きました。

住民「輪島関の横綱というのは改めて偉大だったなと思うね」「下手まわしとったら誰にも負けなんだやろ?一つの歴史を作った人やわね」