増加傾向にあるインターネットを利用した犯罪の抑止へ、石川県警は情報通信などを学ぶ学校や団体にサイバー犯罪ボランティアを委嘱しました。

県警察本部では12日、サイバー犯罪被害の防止に取り組む学校など3つの団体へ「サイバー犯罪ボランティア」の委嘱状が交付されました。

竹本邦夫生活安全部長は、「セキュリティ意識の向上や広報活動などに協力してほしい」と、活動に期待を寄せました。

県内では2024年の1年間で124件のサイバー犯罪が確認され、2019年以降で最も多い86人が摘発されています。サイバー犯罪ボランティアの任期は2026年3月までで、専門知識を生かし警察と連携を密にします。