全国で流行している百日ぜきについて、石川県内では2日から8日までの1週間で新たに30人の感染が確認されました。
2025年に入ってすでに222人が感染していて、県によりますと、年間の感染者数として最も多くなりました。
各医療機関が感染を届け出る国の全数把握調査によりますと、石川県内では2日から8日までの1週間で新たに30人が百日ぜきに感染したということです。
1週間の感染者数としては2018年に全数把握調査が始まって以来、最も多くなり、年間の感染者数も222人と、これまで最多だった2019年の214人をわずか5か月余りで上回りました。
百日ぜきはけいれん性の激しいせき発作が特徴の感染症で、特に子どもの感染が多く、回復までは2か月から3か月ほどかかるとされています。
県はこまめな手洗いやワクチン接種などの感染予防対策を呼びかけています。