性別や国籍、障害の有無に基づく差別や偏見を無くし、多様性について理解を深めてもらおうと、31日金沢市内でシンポジウムが開かれました。
シンポジウムには300人以上が参加し、性的マイノリティーを支援する金沢レインボープライドの松中権さんが講演しました。
パネルディスカッションには馳知事や陶芸家の大樋長左衛門さんらが登壇し、行政、芸術、企業などの視点から多様性のあるまちづくりや企業の取り組みについて議論を交わしました。
十一代 大樋長左衛門「LGBTQという言葉が、人を分けなきゃいけないというふうに思ってしまう」

NTT西日本 小杉佳世子支店長「マイノリティをマネジメントできないとマジョリティもマネジメントできないと言われる。一人一人に向き合わないとみんな率いることはできない」
主催した金沢香林坊ロータリークラブは、今後も多様性の啓発に力を入れていきたいとしています。