能登半島地震による大規模な土砂崩れで、今も1人の行方がわからないままとなっている石川県輪島市名舟町で、石川県警が6月2日から、捜索活動を再開することになりました。
輪島市名舟町では、2024年1月の能登半島地震以降、捜索が続けられていましたが、さらなる土砂崩れが起きる恐れがあるとして、2024年3月5日以降、捜索が中断されていました。

県警などによりますと、6月2日に奥能登農林総合事務所が名舟町で堆積した土砂の撤去作業を始めることを受け、行方不明者の捜索を再開することを決めました。
捜索活動には県警の災害対策課などから10人の警察官が動員される予定だということです。
能登半島地震により輪島市では、名舟町と町野町寺山で2人の行方が今も分からないままとなっています。