5月はサイクルマナーアップ強化月間です。石川県内33か所では20日朝、警察が一斉に自転車の利用者にヘルメットの着用などを呼びかけました。
このうち、IRいしかわ鉄道の東金沢駅前では、警察官10人が自転車で通行する高校生らに向けヘルメット着用を呼びかけたほか、右側通行などの違反をした利用者には指導警告票を交付していました。

県警察本部によりますと2025年に入ってから4月末までの自転車事故によるけが人は52人、このうち高校生は7人で、警察は被害を軽減するためヘルメット着用を強く呼びかけています。

金沢東警察署・常光祐司 地域交通官「ヘルメットについては一昨年、着用の努力義務化がされたがまだまだ着用率は低いと思う。これからは指導を徹底して着用率を上げていきたい」
自転車の交通違反をめぐっては、警察庁が2026年4月から車やバイクなどと同様に反則金を定めた「青切符」を交付することにしています。