10ヘクタールから1ヘクタール未満 地震と豪雨で激減する作付面積
コメ農家の山下祐介さん、39歳。金蔵地区を中心に10ヘクタールで稲作を行っていましたが、地震の影響で去年は2ヘクタールまで減少。2025年はさらに減る見込みと話します。
コメ農家 山下祐介さん「現実には1ヘクタールいかないんじゃないかな。『 (ほかの地域で)去年よりも田植えの面積が増えた』という報道を見るとよかったねと思う一方で自分はどうしようかと」
山下さんが輪島市の職員と向かったのは、田んぼのはるか上流、農業用の水をためておくため池です。ところがため池があるはずの場所にはほとんど水がありません。

コメ農家 山下祐介さん「豪雨ですよね。豪雨で崩れたものがドンと入ってきているんでしょうね。通常時であれば、エメラルドグリーンのきれいな池でこんなに濁っていることも絶対なかったし、地震の影響もあるかな」