金沢市の山沿いでは、ナシの白い花が満開となっていて、生産者が花粉を付ける作業が大詰めを迎えています。

金沢市舘町で一面に広がるナシ畑。真っ白な花が満開となっています。

ナシは1房に8輪ほどの花をつけますが、しっかりとした実を育てるため、生産者が花の咲く順番を見極めながら手作業で花粉を付けていきました。

JA金沢市 梨部会 下田覚部会長「高温が続いたので花も一気に咲き、忙しかったが、順調に授粉も終わった。天候さえよければ、甘くみずみずしいナシができると思う」

主力品種の「幸水」は8月ごろに収穫が始まり、生産者は旧盆の時期に合わせて出荷したいとしています。