「恩返し」の想いを胸に「輪島塗の伝統を守り抜く」

輪島塗 塗師 赤木明登さん「27歳の時に東京から輪島にやってきて、どこから来た誰かもわからないのに輪島という産地が受け入れてくれて、親方の所に弟子入りして技術を受け継ぐ事が出来た訳じゃないですか。ずっと、お世話になってきたこの能登という土地に恩返しをしなきゃいけないなと思っていて、その為に輪島塗が少しでも未来へ続くようにお手伝いを微力ながらさせてもらっていました。」
赤木さんが今回、受賞した「ゴ・エ・ミヨ」。輪島塗の伝統を守り抜くことに奔走した地域への貢献が高く評価されました。
輪島塗 塗師 赤木明登さん「能登というのは、何も無い様ですけれど良いものが沢山残ってると思うんですよね。この土地にしかない食べ物を味わっていただくためのこの土地にしかない器というのをこれから作っていきたいなと思います」

能登への深い愛情と情熱を胸に、赤木さんはこれからも地域の宝である輪島塗を守り、次世代へと繋いでいきます。