能登半島地震前の輪島市などを舞台に撮影された映画「港のひかり」の上映会が17日に開かれ俳優の舘ひろしさんらが訪れました。
過去を捨てた元ヤクザの漁師と目が見えない少年との歳の差を超えた友情を描く物語「港のひかり」映画は2023年11月から12月にかけて石川や富山などで撮影され被災前の朝市通りや漁港などが映像に残されています。
来月の公開を前に17日、舘ひろしさんや眞栄田郷敦さんら出演者が輪島市を訪れ復興支援イベントに参加しました。

およそ700人の地元住民らが集まった上映会では舘ひろしさんが「この作品が復興の光になってほしい」と挨拶しました。

舘ひろしさん
「この映画には震災前の美しい能登がいっぱい残っている。最後まで楽しんでもらいたい」
また、眞栄田郷敦さんは撮影時の住民との交流を振り返りました。
眞栄田郷敦さん
「接してくださる皆さまから力をもらうことばかり。今もそうだけど、この声がすごくパワーになる」
映画「港のひかり」は11月14日に全国公開されます。