26日午後、金沢市内で住宅あわせて4棟が焼ける火事があり男性1人が軽いけがをしました。警察と消防では朝から実況見分を行い火事の原因を調べています。
26日午後4時ごろ、金沢市窪3丁目の住宅から火が出ました。

火は約2時間後に消し止められましたが、この火事で火元の木造2階建ての住宅が全焼したほか、隣の住宅3棟の外壁などが焼けました。付近に住む人は、取材に対し「火がぼんと上がった。事故かなと思ったら、一瞬のうちに30秒くらいで全体に広がって」と話していました。
警察や消防によりますと、出火当時、火元の住宅に住む男性(72)は、妻と2人で家にいて、男性は逃げ出す際に目の痛みを訴える軽いけがをしました。男性の妻や隣の住民らにけがはありませんでした。
27日午前9時半から行われた実況見分によりますと、火元は1階の寝室だったことがわかり、警察と消防では、さらに詳しい原因などを調べています。