市街地でのトンネル工事 過去には事故も…

いずれも駅の建設は地下に予定されているので、街中での地下トンネルに関する事故の危険はあると言えます。

国交省は地下水への影響はないというものの…

京都市中心部については、地下40メートルより深い所で、シールド工法によってトンネル工事が行われます。このシールドトンネルは、トンネル内に地下水を引き込まないことから、国交省などは工事による地下水への影響はないとしていますが…

住民
「ドーンと地震みたいな音がしたので揺れがあったので。だんだんだんだん穴が大きくなって今の穴になった」

2020年、東京・調布市で起きた住宅街の道路が陥没した事故。住宅街の地下では高速道路のトンネル工事が行われていました。この事故が起こった深さ40メートル以下でのシールドトンネルの工事は北陸新幹線の工事と同じで、京都の市街地で陥没事故が起こる可能性もあります。

特に「南北案」と「東西案」は、京都の中心部の地下を通るので陥没事故が甚大な被害を招くリスクがあると言えます。