伝統の金箔を使ったアクセサリーを生み出すジュエリーメーカーが、SDGsの考え方を取り入れた新商品を開発しました。
伝統産業とSDGsが合致することとは?
MRO 兵藤遙陽アナウンサー
「石川県・金沢市の伝統産業「金箔」を使って独自の技術でアクセサリーを生み出しているジュエリー・メーカーがSDGsの考え方を取り入れた新商品を開発しました。」
金沢市の南町で店舗兼工房「ゴールド・ノット」を運営するエイチ・ツー・オーです。2008年に、金箔ジュエリーのブランドを立ち上げて今年で14年になります。2019年からはアメリカ・ニューヨークのクラフト専門美術館での販売を開始。現在はアメリカの3か所の美術館に販路を広げています。金沢の伝統工芸金箔を使ったジュエリーが、世界の人々を魅了しています。
兵藤アナウンサー
「店内に入るとたくさんの金箔やプラチナ箔があしらわれた、本当に美しいアクセサリーが並んでいます。デザイナーの木和田さんです。よろしくお願いします。新商品をさっそく見せて頂けますか?軽いですね。」
ゴールド・ノットデザイナー 木和田里見さん
「こちらレースでできたものなんですけど、レースを土台にしてその上に金箔の端材を使って仕上げていってるブローチになります」
綿のレース編みに金箔を施したブローチ。
「葉っぱのダンス」です。
デザイナー木和田さん
「私どものアクセサリーは手編みのレースに金箔を施して仕上げていっているんですけどレースの網目の穴の部分とか様々な場所で端材が金箔を払う時にたくさん出てしまうんですね。」