被害の大きかった町では、地元へ戻れない人もいる
小松市中海町では今も住宅を解体したまま、地元に戻って暮らすことができない人もいます。
野村秀嗣さん「今、私は寺井のほうへ、親戚のうちで2年ほど(避難している)まだ住むところが決まっていないので」
被害が特に大きかった中ノ峠町、中海町などを視察に訪れた宮橋勝栄市長は、
国や県とともに、2031年まで集中的に進める水害対策プロジェクトの進捗状況を確認しました。
中ノ峠町では、川底をおよそ1メートル掘り下げて水深を下げる工事が行われています。
中海町では川幅を拡げ、堤防の整備が進められていました。そして、佐々木町の梯川沿いではおよそ100メートル外側に堤防を新たに作り直す工事が行われていました。
