特徴的なのは施工時間とその価格です。広さ50平方メートルの施工時間はなんと48時間!

6日間の工事で壁や基礎などが出来あがり、価格は税別・550万円と超低コスト住宅です。

珍しい3Dプリンターの住宅をひと目見ようと住民たちが集まりました。

見学に来た住民は「大工さんとかおらんさかいに、こういうのは良いと思うけどね。ここで3Dプリンターをされるのかと思って来たけど、ちょっと違うみたいだね。部品を持ってきての。これで震度7を耐えられるなら全然アリかなと、しかも安いですしね」

能登半島地震で住宅が被害を受け再建に悩む多くの被災者の力になりたいと施工した企業は話します。

セレンディクス執行役員COO 飯田國大さん「車買う値段で家を買う事が出来れば、生活再建に対して新しい光を1日でも早く伝えることが大事だと思っている。ただ、本来の被災者に届いていないと思っている。しかし、この様に少しでも早く伝える事によって、多くの方に知って欲しいと思っております」

生活再建に期待が高まる3Dプリンター住宅。

notonowaでは来月までに内装工事を行い9月には地元住民を招いて宿泊体験などを行いたいとしています。