福井駅を出るといたるところで見かけるのが恐竜。福井県が誘客で取り組んでいるのが「まち歩き」です。

福井駅を降りるとすぐに恐竜がお出迎え


そして、福井城の復元もその一つです。徳川家康の次男・初代福井藩主・結城秀康が1606年に築城した福井城。その敷地には県庁がありますが、福井駅からも近くまち歩きのスポットとしては抜群の立地です。福井城を満喫してもらいたいと始まったのが、VRです。


スマートフォンを使って、かつての福井城の全景をながめ楽しむことができます。
また、福井県では城の南西の角に明治初期まであった高さおよそ16メートルの坤櫓(ひつじさるやぐら)の復元工事を、早ければ2025年度には着手する方針です。

スマートフォンを使い福井城の眺めを楽しめる


また、中心市街地の観光誘客や県内での宿泊を促進するために力を入れているのがライトアップです。市民や観光客に風情を楽しみながら周遊してもらうための拠点作りも進められています。

まちづくり福井・岩崎正夫会長「これだけ街に近いところに自然が残っているという部分を使いながら、足羽山とか隣の浜町といった旧料亭街といったところに足を運んでいただく仕掛けを作って行きたいと思っています」