この弱点を補い、観光を盛んにさせていこうと打った新たな一手が2次交通の充実です。そのひとつが「はぴバス」です。

新幹線延伸に合わせ福井県内の5つのバス会社と県バス協会が、共同で観光地をめぐるバスの運行を始めました。共同事業体を設立しての取り組みは全国初です。
はぴバスコンソーシアム事務局・吉住愛さん「福井県には(観光地への)直行バスはあるが効率よく(観光地を)周遊するバスが今までなかったので。新幹線開業に向けて定期観光バスを企画したはぴバスには、ガイドさんがついています」
はぴバスバスガイド・上田歩実さん「福井県はカニが有名です。越前がにを食べたことはありますか?越前がには福井で有名です」
 
「はぴバス」は新幹線の停車駅4駅を発着点に、地域の観光地をめぐります。
恐竜博物館、越前大仏を回るコースや、大本山永平寺、一乗谷朝倉氏遺跡を回るコースなど11のコースが用意され、歴史や自然体験などを楽しめます。
また今年6月から新たに導入されるのが、新感覚XRバス「WOW RIDE」車窓に映像が映し出され、移動時間も飽きさせない工夫がされています。

観光客「福井は自然がいっぱいでいいと思う。また来たいと思う」
また来てもらいたい。福井県は矢継ぎ早にアピールを展開します。まちの玄関口を眺めるとその力の入れようがわかります。

 
   
  









