【部活動の歴史】国・学校・保護者の利害一致で“肥大化”

私たちが当たり前だと思ってきた“部活動”とは何なのか?

名古屋大学教育学部・内田良教授によると、戦後すぐの時期、授業とは異なる「趣味・自主的な活動」として始まったということです。1950年代半ばまでは、全国大会は禁止されていました。

この部活動を“肥大化”させたのが、1964年の「東京オリンピック」。国がスポーツを推進し、法律で“学校”が推進拠点となりました。

また、1970〜80年代に「学校の荒廃」が進み、授業以外で生徒を指導(コントロール)する手段として部活動が重宝されたのです。

▽コストゼロでスポーツインフラを整備したい国、▽生徒をコントロールしたい学校、▽無料or安価で体験・託児を享受したい保護者、この3者の利害が一致したと言えるでしょう。