工房を飛び出し出張パティシエ



 みずきさんは仕事でも新たな挑戦を始めています。それは自身の工房を飛び出し、外のカフェでスイーツを作る「出張パティシエ」です。

 この日、みずきさんは近江八幡市内のカフェを訪れ、初めて出張パティシエとしてお客さんにスイーツを提供するイベントに挑みました。

 初めての環境では極度の緊張から症状が出やすく、周囲とのコミュニケーションが難しくなるため、母の千里さんもサポート役として一緒に厨房に入ります。

 出張先のカフェには、ほかのスタッフも大勢います。バタバタとした厨房はみずきさんにとって未知の世界です。

 慣れない環境での作業。心配していた体が固まる症状は出ませんでしたが…

 (母 千里さん)「何?何探している?LINEでもいいわ、え?つまようじ?」

 一番の理解者である母親にもうまく意思を伝えられません。

 言葉をかわせないもどかしさと戦いながらも、なんとかスイーツセットを完成させお客さんにじっくりと味わってもらうことができました。初めての出張パティシエ。課題は残ったものの、社会人として大きく前進することができました。