海外勤務は「まだまだ“マイノリティ”」

 さらに直美さんは、海外での過労死や過労自死を防ぐための活動を組織的に展開しようと他の遺族との連携にも乗り出しました。

 2018年に夫がラオスで過労によるくも膜下出血で亡くなった中江奈津子さん。海外過労死について、独自で調査・研究も行っています。

(中江奈津子さん)「やっぱり、まだまだ“マイノリティ”。何割ぐらいかな、日本の会社の中で海外に行く人は本当に少なくて。海外に住めていいよねとか、子どもが帰国子女になれていいよねとか、いいことには目がみんな向くけど、どんなに苦労して働いているかということに、やっぱり想像が及ばない

 直美さんと中江さんは遺族や弁護士、研究者など多様なメンバーからなる連絡会を結成。今後は、国や企業への提言なども視野に入れています。