去年10月に和歌山県岩出市で住宅が全焼し、住人の女性が死亡した火災をめぐり、放火や殺人、殺人未遂の疑いで逮捕されていた母親(68)について、和歌山地検は放火の罪は起訴、殺人と殺人未遂の罪は不起訴としました。
去年10月、岩出市の木造2階建ての住宅が全焼し、住人の女性(当時41)が死亡。その息子(当時17)もケガをしました。
この火災をめぐり、和歌山県警は去年12月、死亡した女性の母親・梅本由美子被告(68)を現住建造物等放火と殺人、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
県警によると、梅本被告自らもケガをしましたが、入院先の病院で医療関係者らに「自殺するつもりだった。紙に火をつけた」などと説明。取り調べに対しても、放火の容疑は認める一方で、「殺すつもりはなかった」と他の容疑を否認していました。
刑事責任能力を調べる鑑定留置を経て、和歌山地検は3月27日、梅本被告を現住建造物等放火の罪で起訴したものの、殺人と殺人未遂の罪については「嫌疑不十分」で不起訴としました。
地検は不起訴の理由について、「事実を認定するに足りる十分な証拠が認められなかった」としています。











