和歌山県は25日、南海トラフ巨大地震の津波到達想定を13年ぶりに改訂しました。

 串本町の島の先端部では前回の想定から早まり、地震から1分後という厳しい想定が示されました。

 新たな県の想定では、高さ1mの津波が各市町で最も早く到達する地点の数値を発表。

 県内で最も津波が早く到達するのは本州最南端の串本町で、紀伊大島の樫野で前回想定から2分早くなり、地震発生から1分後となりました。

 一方で、串本町の市街地の到達時間は前回想定と変わらず、5分後とされています。

 その他、那智勝浦町と太地町では、前回想定から1分早い2分後、白浜町とすさみ町は前回と変わらず3分後となりました。

 津波到達時間が早まった理由については、シミュレーションの計算精度が向上したためとしています。

 和歌山県は「想定は各市町での1つの地点の数値であり、市町内の全ての沿岸部の津波到達時間ではない」と今回の発表内容に注意を呼びかけるとともに、地震の揺れを感じたらただちに避難するよう呼びかけています。